2005-03-25 第162回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
それから、極めて多様で固有性の高い生態系を有しているということ、それから優れた陸上・海中景観、そして絶滅危惧種の生息地となっていることなどが高く評価されている。とにかく、ほかにはないけどここには、ここしかないよというのが、世界遺産、自然の分野からのエントリーの際は非常にそこのところが問われるわけでございます。
それから、極めて多様で固有性の高い生態系を有しているということ、それから優れた陸上・海中景観、そして絶滅危惧種の生息地となっていることなどが高く評価されている。とにかく、ほかにはないけどここには、ここしかないよというのが、世界遺産、自然の分野からのエントリーの際は非常にそこのところが問われるわけでございます。
これは従来の国立公園、国定公園の中の地域の中で海の景観、海中景観が非常に優れたそういう場所を指定する制度で、海中公園と申します。熱帯魚とかサンゴ礁とか海草の非常に美しい景観を呈している海中の地域を指定して特定の行為を規制する、そういうような制度でございまして、まず愛媛県の西海町が第一号だった、御指摘のとおりでございます。
ただ、沖縄の非常に美しい海中の景観を守ります場合に、原因の究明だけではだめじゃないかというような声が前からございまして、先ほど来申し上げました要因のうちでオニヒトデの食害、これはある程度対策を講ずることは可能でございますので、すぐれた海中景観の地区につきましてはオニヒトデの防除対策というものに対して補助をいたしておるというような措置をとっております。
環境庁では自然保護という観点でございますが、特に国立公園、国定公園の中でサンゴ礁を初めとする海中景観のすぐれた場所でございますが、こういうのを昭和四十五年から海中公園として指定いたしまして、景観の保護に努めておるわけでございます。 オニヒトデにつきましては、いまお話がございましたように、昭和四十年代後半から、沖縄であるとか奄美群島のサンゴ礁域におきまして異常な発生が目立つようになった。
〔委員長退席、國場委員長代理着席〕 さらに、慶良間諸島とかあるいは八重山諸島の海域には大規模なサンゴ礁がございまして、また色とりどりの熱帯魚群もおりまして、海中景観が非常にすぐれているという亜熱帯性の海洋性の自然景観もまたあるわけでございます。 このような沖繩の自然というものは、わが国におきましても特異性がありまして、かつ非常に貴重なものであるというふうに私どもは理解しておる次第でございます。
なお、私どものほうといたしましては、観光の問題でございますが、沖繩のすぐれた自然を守っていくということがきわめて重要な問題であると考えておりまして、特に特有の動植物あるいは海中景観のほうといったような問題が沖繩において重要な問題であるというふうに考えておりまして、復帰と同時に、現在政府立公園になっております沖繩海岸政府立公園及び沖繩戦跡政府立公園につきましては、いずれも国定公園に指定をする予定でございます
第二点の問題でございますが、仰せのように、足摺の今度予定になっております国立公園候補地としてあげておりますところは非常に海中景観のすぐれたところでございまして、この原油基地を設けるところ自体は、足摺国立公園の候補地の中ではございませんけれども、約八キロばかり離れたところというふうに承知をいたしておりますが、これはやはりお話しのように、これまでの原油基地の状態でございますとか、あるいはまた事故等のおそれといったようなことを
○首尾木説明員 これは一定の調査に基づきまして、その海中公園地域における底質の状態でありますとか、水の透明度の問題でありますとか、あるいはその中における海中生物の問題であむますとか、そういったようなことにつきましてすぐれた海中景観を満たしておるといったようなことについての資料の提出があるわけでございますが、こういうものに基づきまして国としてこれをさらに調査をいたしまして指定の段階に至る、こういうことでございます
○首尾木政府委員 沖繩の海中景観の保護につきましては、沖繩の返還後に特にあの地域におきましては西表島周辺、八重山海域に非常にりっぱなサンゴ礁、そのサンゴ礁を含めまして国立公園の指定ということを行ないまして、国立公園の中には御案内のように、海中公園地区を設けることができます。この海中公園地区を指定することによりまして、その景観を保護するための一連の措置ができるわけでございます。
その後、厚生省といたしましても現地を調査いたしましたが、その結果、先生お話しのように、特に与論島あるいは奄美大島の瀬戸内海峡における海中景観でございますとか、あるいは石灰岩による海岸でございますとか、あるいは鍾乳洞もございまして、そういったように景観的にすぐれたものがございますので、目下、自然公園審議会のほうで御審議をいただいておりまして、その自然公園審議会の御審議を待ちまして、この問題につきまして
さらに厚生省も海中公園をいま二十カ所ですか、二十カ所を指定なさっておりますが、これだって今回の発表から、大体BOD、CODが非常にふえてくれば汚濁していくにきまっているのですから、少なくとも海中公園というのは透明度が高くて、そうして海の熱帯魚なり何なり、魚が泳いでおる海中景観ということが一番大事になってくるわけですよ。それが根本的にこわされてくる。
したがいまして、ただいま沖繩を例にお引きになってお話でございますので、沖繩につきましても、私ども海中公園につきまして考えておりますのは、沖繩におきましては西表島と石垣島の間の海域でございますか、その付近が非常にサンゴ礁その他熱帯魚もおりますし、海中景観がすぐれておりますので、大体あの付近の海域が海中公園地区として予想されているわけでございますが、現在のところにおきまして、おそらくあの海域に対しますところの
○唐沢委員 さきの六十三国会で国立公園、国定公園の海中景観を保護するための改正案を成立させましたし、また引き続き本国会でも緑地の保全、自然環境の保護のために、わが国で最も美しくあるべき自然公園について、国及び地方公共団体、事業者及び自然公園の利用者等の責務を規定する等の改正案を提出せられました。このようなことで自然公園法が徐々に整備されることは非常に喜ばしく思うものでございます。
小笠原諸島は、四季を通じて温暖な気候、清澄な大気と海洋、特異な海蝕岸、海中景観などに恵まれた自然環境を備えており、保養地、観光地としての将来性は大きく、今後観光産業が大きくクローズ・アップされるものと思われますが、小笠原諸島を観光地として開発するためにも、その立地条件等からして、まず距離を克服する方途を講じなければならないものと痛感いたしました。
○中村説明員 先生御指摘の下北半島は、海藻等を中心としますところの美しい海中景観があるというように私ども承っております。今後、こういう方面につきましても、もとより調査を広げまして、早急に決定をいたしたいと考えております。
○中村説明員 それぞれみな特色のある美しい海中景観を持っているようでございますが、別に順位をきめるということは考えていないわけでございます。
現在の自然公園法は、陸上の風景を保護し、これを適正に利用することを目的としておりますが、わが国周辺の海域には熱帯魚、サンゴ、海藻等美しい海中景観がありますので、これを保護するとともに、これを観賞し、もって国民の保健、体養に資することが必要であり、このため所要の改正を行なおうとするものであります。 以下、改正の要点につきまして御説明申し上げます。
しかしながら、ただいまもお話がございましたとおり、海中景観のいいところがずいぶんございますので、したがいまして、海中公園地区を指定いたします場合におきまして、そういう、従来対象にならなかった海中の景観等を含めました場合に、新たに、従来の国立公園地区でなかったところが国立公園になるという場合は、今後あるいはあり得るかと思うのでございますけれども、独立してというところはほとんど残っていないんじゃないか、
○中野(明)分科員 そうしますと、いままでの国立公園指定基準の中には、海中景観ということは一応入ってなかったわけですか。そこはどうでしょう。